1.子どもの足は、成人を小さくしたものではない!

足の骨は最初は軟骨で形が出来ています。その中にカルシウムが沈着して成人の足になります。これは6ヶ月、4才、成人のX線のスケッチです。子どもの足は、骨と骨の間は軟骨で埋まっており、すき間があいているかのように見えます。全体が骨になるには思春期までかかります。きゅうくつな靴で変形させないように注意しましょう。

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2.靴内の余裕はどれくらいありますか?

子どもの足は、毎日伸びています。靴に足を入れた時に、つま先に約1cmの余裕が必要です。ところが、約半数の子どもがつま先に余裕のない靴を履いています。これでは、足のトラブルにつながる可能性があります。一番確実なのは、靴の中敷を取り出し、かかと部分を合わせて、つま先の余裕を目で確かめましょう。

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3.足のサイズは、春から夏にかけて大きく伸びている

春から夏にかけて草木が伸びるように、春から夏にかけて子どもの足も大きく成長します。夏休みが終わったら、靴が小さくなっていないか調べてみましょう。足趾(ゆび)にプレッシャーがかからない、ゆったりとした靴先の形、かかと廻りがしっかりして足首をサポートする靴を選びましょう。

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